ばんだい荘あおば2025.01.27
歳の神
会津地方の伝統の火祭り「歳の神(さいのかみ)」は、神棚にお飾りした正月飾りやお供え物をお焚き上げすることで歳神様を天にお送りし、今年一年の五穀豊穣や無病息災を願うものです。また、歳の神の火にあたると病気にならないといわれており、この火で餅やスルメなどを焼いて家に持ち帰り、家族で分けて食べるとその年は家内安全・無病息災で過ごすことができると伝えられています。
ばんだい荘でも毎年、この歳の神を開催していますが、今年は最強寒波到来ということで屋外での実施は難しく、屋内でホットプレートを使用して餅とスルメを焼いて食べました。お客様からは「この雪じゃしょうがないね」との声があがる一方、「炭火が良かったな」との声も聞かれました。例年にない久々の大雪となり、これぞ会津の冬!と感じましたが、降りすぎはやはり堪えますね。
※写真はご本人からの了解を得て掲載しています。